fire・ミニマリスト・ひとり旅

middle age 単身女性隠居人。海外居住を夢見て暮らしてます。

旅に出よう!マレーシア!⑨” おんな(middle age)ひとり旅”英語学校編

白い壁に白いプロジェクター スクリーン

ミニマリストとFIRE (早期隠居)を目指した普通の会社員から、無事FIREを達成→隠居人となった korechanでございます

さて、”おんな ひとり旅”!がんばりました!

今回は マレーシア 英語学学校となります。

以前の記事       ちょっ・・語学学校が無いんですけど?編 ご参照ください。

koremitu.hatenablog.com

+++目次

英語学校に行こうと思った理由

若者じゃないのにやっていける?学校の選び方

授業のカリキュラム

クラスメート

所感・・思うこと 色々あり。

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◆英語学校に行こうと思った理由

今回マレーシアに滞在するにあたり、約3週間 一人っきりで誰にも会わないのは寂しすぎるだろーってことで、当初は時間つぶし半分、興味本位半分で、色々日本の留学斡旋業者を調べていました。

しかし、ある意味想像通りでありまして・・・

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①コロナで業務を縮小、中断している紹介会社が多い

②紹介される学校がパターン化されている

  1. ターゲットは海外大学入学の為の若者系、留学期間は1年間以上
  2. リゾートと出会い系、若者短期イベント・ワイワイ系のもの
  3. ミドルエイジ系 日本人スタッフ在住完全サポート、安心安全費用は高額
  4. 1週間単位などはない。たとえ1-2週間の場合でも1か月分の費用を支払。且つ生徒はほとんど日本人

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という状況。

①は仕方ないにしても②と③については「これ 日本の紹介会社だからじゃないか?」とふと疑問に思ったわけです。

◆若者じゃないのにやっていける?学校の選び方

いやー・・・じゃーさ、海外の大学に留学するわけじゃない、出会い系も期待してないフツーの経済力しかない middle age の女子や男子は・・どこのブロックにもはいれないじゃん!ってことですよ・・・いや おかしいよね。それ。お金貯めて やっと来れたんだよ。会社から「長期就業のご褒美休暇」もらうこともあるよね。それに有給くっけたいときあるよね。。。うーん。この「融通利かないパック旅行的考え」がどうも性に合わないので、自分でネットで探すことにしました。

そして、海外の留学斡旋会社を使い、この学校を見つけたわけです。 

金額は1週間の場合、1か月費用の1/3位で希望があれば1週間ごとに更新ができます。1か月の費用もそう高額でもありません。学校の場所は街中なので、リゾート目的の方も少ないでしょう。学生の年齢層・国籍も事前確認しました。もちろん10代-20代が多いことは変わりませんが、いくつかのコース(1日4時間 半日コース・7時間 終日コース等)があるので多少は多様性があると判断しました。

まあ到着して、(以前ブログに書いた)上記の「学校が無い!事件」とかありましたので、確実・安全を求められる方は費用をかけても日本の紹介会社をお勧めしますが。 自分で調べて、リスクも覚悟し自分で決めるということは 相応のリスクはありますので。後からクラスメートに聞いたら、ほとんどが、「自分でネットで調べた」「マレーシアに到着してから、いくつか学校を見て決めた」「友人(通っていた人)の紹介」・・等々で、紹介会社利用で来ている方には会いませんでした。結局。なんかちょっと投資するのに似てますな(あくまで個人感想・・)

まず、授業の前に1時間のペーパーテストと会話チエック?があります。ペーパーテストは(この語学レベルの私が言うのもおこがましいですが・・・)多分中学~高校1年生レベルだと思います。基礎文法です。それより問題は会話ですな。 雑談風で始まったのですが、学校を選んだ動機とか、仕事の内容、マレーシアの宿泊先のこととか、色々雑談程度にかなり質問され、また意見も求められます。概ね30分くらいだったでしょうか。そのまま、その日は終了しました。

◆授業のカリキュラム

朝9時から午後1時まで 1カリキュラム50分 休憩10分の1日4コマクラスを受講しました。初級・中級・上級クラスの半日コース 1日コースがあるようです。

授業は、a教科書の読解 b文法 c作文 d新聞記事やネット記事の読解 意見交換等の4コマとなります。ほとんど同じメンバーでしたが、dやbの授業のみ追加で入る人もいました。

※授業風景

メインメンバーは8-9人位 うち4人が中東,他は中国、韓国、日本、(私ともう一人)でした。中東の方は大学生。中国人は30代前半?韓国人は同じくミドルのお年頃。もう一人の日本人は高校生だそうで(驚)大学が推薦で決まってるのでその間勉強してこいと親に言われて来た・・・といっていました。

教師は全員アメリカ人で男性3人、女性1人。特に男性3人は(多分)経験値もあるようで非常に教え方が上手でした。毎日各カリキュラムごとに宿題がでて、毎日宿題の答え合わせから授業がはじまります。当然ですが、宿題をしていないと乗り遅れます。当日まず大変だったのは、50分間すべて集中して聞いていないと何処の話をしているかわからなくなる・・・とうことでした。例えばオンライン英会話を日本で対応している場合、1対1なので置いて行かれることはないですよね。わからなければ、そこで止めて質問するので。それが授業になると「先生の質問の意味を理解する」「他の生徒が何と回答したか判断する」「その答えを理解する」「次の質問の意味を理解する」等々・・ずっと集中していないと、いったい何処のページを学習しているのかわからなくなります。また何故かテキストを順番通りにやらないので、ページや項目があちらこちらに飛び、追いついていけなくなります。この状態はホント最後まで慣れませんでした。またわからなくて「今どこやってますか?」と質問すると、(親切な)中東メンバーが全員でそれぞれ大声で教えてくれます。1対1の会話を理解するだけでも大変なのに、全員がいっぺんに話すともうお手上げで、ポカン?としてると更に畳みかけて全員で・・また同時に・・教えてくれました・・・(ありがとう。でも日本語ですら聖徳太子ではない。)

※学校の共有スペース。皆さんお昼食べたり、予習したりしてます。

◆クラスメート

韓国人女子とは年齢も近かったので食事にも行きました。彼女はご主人の転勤でもう10年くらい韓国を離れていて、中国に7年滞在後、現在マレーシアに居住中とのこと。私からすれば十分に話せている・・・と思ったのですが、もう通い始めて3か月、トータルで1年過ごすとのことです。いつも完璧に宿題を済ませ、お子様の世話もあるのに本当に真面目に朝早くから学校に来ていました。また彼女の紹介で他の中東やトルコの女子とも知り合いになれました。ちなみに学校は当初1週間の予定でしたが、予想以上に授業も、人も楽しく1週間延長することにしました。(3か月位いたら、結構話せるようになるかもしれない・・と感じはじめた頃、学校を終了しなくてはならなかったので、かなり残念でした。)英語はかなり厳しく、毎回宿題は問題の単語の意味を調べることから始まるので、正直午後は授業が無くても遊ぶことはできず、最低限の食事を買いそのまま部屋で勉強し、夜になる・・という、かなりストイックな暮らしでした。

◆所感・・色々・・思うことがありました。

「なんとかなる!」と思ったのは、その韓国人女子の積極性と自己主張の強さに影響されてからでしょうか。様々な人に自分からどんどん声をかけ人関係を広げていく・納得できないことは確認し、必要であれば主張し意見を通す。でも、私が来る前はもっとも年長者のはずなのに、ご自身のお子さんと同年の友人もできたの!なんて言うほどフレンドリーでボーダーが無いのです。また他の人も、学ぶという同じ目的があるからなのか・・私ほど皆「年齢が・・・」的な考えってないのかな?とも感じました。後日またお伝えしますが、トルコ人の女子も中東の女子も、色々なバックグラウンドがあり、理由がありマレーシアに来ていました。中東女子はまだ10代でしたが、自分の意見を持ち、この学校の運営方針の疑問を含め、様々なことを教えてくれました。改めて、自分は今まで年齢や肩書で、どれだけ人をブロックし、ブロックされた生き方をしてきたのだろうと、改めて感じた次第です。

もし短期留学を考えている方で年齢がネックになっている方・・大丈夫です。本当に大丈夫だと心からに思いました。気にしているのは自分だけです。驚くほど皆寛容です。後は、あなたが自ら歩む1歩が、全てを変えていきます。

当たり前ですが、本当に世界は広く、多様です。自分はどれだけ小さな浅瀬の中で、我が物顔で傲慢に泳ぎながらも、反面大魚の波に怯えていたのか。

この小さな世界がまるで、生きる全てのように思っていたのだ。そりゃ 精神も疲れるわな・・

旅してる??

ひとり旅は決して、若者やMENsだけのものではありません。

そして、寂しいものでもないんです。

片言の英語力で、どこまで色々できるのか。どんな1か月を過ごすのか。

日々の様子をお伝えしていきたいと思ってます。

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